アメリカの分断 2020 12 26
アメリカの大統領選挙の結果に対する見解については、
アメリカの分断を象徴しています。
識者の見解は、おおむね、
選挙結果をひっくり返すほどの「広範囲な」不正選挙はなかったということで、
一致していると言えるでしょう。
一方、トランプ支持者たちは、
選挙結果をひっくり返すほどの「広範囲な」不正選挙があったと言っています。
実は、不正選挙は、アメリカの伝統です。
私は、高校生の時に、アメリカ政治に興味を持ちました。
その時、よく読んでいたのが、落合信彦氏の著書です。
落合信彦氏は、正義感の強い人で、
アメリカの不正選挙の手口について、熱く語っていました。
あれから数十年経過して、今は、どうなったでしょうか。
トランプ支持者もバイデン支持者も熱くなっていますが、
私からすれば、「アメリカには理科系がいないのか」と思いたくなります。
過去5回分ぐらいの選挙データを手に入れて、
「郡」レベルの「投票率」に統計的な「ゆらぎ」があれば不正があった、
「ゆらぎ」がなければ不正はなかったということになります。
もちろん、「投票率」だけでなく、
実際に投票した人の数を人口比で比較して、
統計的な「ゆらぎ」があったかどうか調べる必要があります。
これも過去5回分と「郡」レベルで調べる必要があります。
なぜ、数字で検証しないで、
両陣営とも非難合戦しているのか不思議です。
日本では、郡レベルどころか、
市町村レベルで、細かい選挙データが発表されます。
私の記憶が正しければ、
市町村レベルよりも、もっと細かい地区レベルのデータもあったかと思います。